Interview to KOUSUKE YAMADA
PR of TRIPATH PRODUCTS


鉄製品は無骨で機能的、質実剛健。アウトドア、特にキャンプにはもってこいの素材であることは周知の事実。でもどこかデザインに遊び心がない。正直そう思っていたUNBYでしたが、あるブランドに出会ってその印象は変わりました。
そのブランドの名は「TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)」。“タノシメタル”を合言葉に、機能的であり、今までにないまさに革新的な攻めたデザイン性で製品を世に出すその真髄が気になったUNBYは、同ブランドのPRである山田氏にインタビューを行いました。“タノシメタル”その想いに迫ります。

【TRIPATH PRODUCTS PR山田氏のアウトドア遍歴】

学生のときに父親からもらったホワイトガソリンランタンを使ってみたいという思いから、友人とキャンプに行ったことがきっかけでキャンプに出かけるようになる。そこで感じた外で食事することの素晴らしさ、人との繋がりを強く感じた経験、サイトレイアウトを自由に変えられる秘密基地感から社会人になっても継続して行くようになる。
「道内転勤をきっかけにをソロキャンプして回ったことで北海道の自然の魅力やそこで出会った方々との繋がりに感動を覚え、今に至ります。北海道でのアウトドアは最高なので、ぜひお越しの際は自然に触れてみてください!」

Q1:TRIPATH PRODUCTSとはどんなブランドなのか、ブランド概要をお教えください。

TRIPATH PRODUCTSというブランドは、北海道石狩市にある株式会社トリパスという金属加工を70年以上続ける会社が母体となっています。これまでに多くのノウハウの蓄積があり、それを生かした、大自然が広がる北海道だからこそできるアウトドアのプロダクトを作りたい、そういう想いから発足したのがTRIPATH PRODUCTSです。 “タノシメタル”という言葉をモットーに、市場にまだないこれぞTRIPATH PRODUCTSと言われる製品をデザインし、キャンパーの方々に提案しています。毎度頭を悩ましながらの製品作りですが、ギミックを1つではなく2つ3つと、「あったらいいな」というものを想いを込めて制作しています。



Q2:最近リリースした中で、特にブランドの思いが詰まったアイテムはありますか?
全部そうですが(笑)、とくに思い入れがあるのはFIRE SIDE COCKPITですね。このアイテムはいわゆる薪割り台なのですが、TRIPATH PRODUCTSらしく折りたたみ式でコンパクト収納できるようになっています。 既存の薪割り台はコンパクト性に掛けたりして、多くの家では保管が難しかったりするじゃないですか。TRIPATH PRODUCTSはそういった課題を克服し、かつ薪割りを気軽に安全に楽しんで欲しいという想いから、FIRE SIDE COCKPITができました。 さらに焚き火回りのアイテムをオーガナイズできる「ギアハンガー付き」にしたことはTRIPATH PRODUCTSを表現できたかなと思っています。また、じつは本製品はブランドとして初めて黒くメッキを塗り、錆びにくくなっています。そして刃の部分には焼きを入れ、固くすることで強度を大幅に向上させているんです。

Q3:細部までこだわった製品づくりは、まさに金属加工70年以上の実績の賜物ということなんですね。では、もう1つ製品をあげるとすれば何かありますか?

ランタンハンガーのTSUNO STANDですね。これはUNBYさんの三田店で展示していただいているので嬉しいです。しかも本物の鹿の角を一緒にレイアウトしてくださっていて、この製品がより魅力的になっている気がします。

もちろんアイテムとしてもTRIPATH PRODUCTSのアイデンティティーはしっかり注ぎこまれています。折りたたみ式はもちろんのこと、ランタンの重さやサイズによって掛けられる場所を変えられ、自由度を高くしています。さらにロングとショートの間にオプションパーツをかけるとギアハンガーにもなるギミックはTRIPATH PRODUCTSらしさが出ているのではないでしょうか。

Q4:最後に、TRIPATH PRODUCTSの今後の展望をお聞かせください。
これからは新たな製品作りにチャレンジしたいですね! TRIPATH PRODUCTSは金属加工を軸に製品作りをしてきました。この軸は変えず、木材・樹脂・帆布など他の素材との融合を模索してみたいです。それを金属加工のプロである我々が取り入れることで、今までなかったものが誕生するのではないか。考えただけでワクワクしてきます。少し時間はかかるかもしれませんが、“タノシメタル”をより多くの方に共感してもらいたいと考えています。

【TRIPATH PRODUCTS PR山田氏プロフィール】
大手アウトドアメーカーで従事していた際、札幌営業所に転勤したことをきっかけで北海道の自然に魅了され転職を希望、現職にいたる。大手との違いはスピード感。PRから営業など多岐にわたる業務があるが、チャレンジグな日々を過ごしている。

TRIPATH PRODUCTSのアイテム一覧を見る >>
https://www.unby.jp/c/brand/unbyselect/TRIPATHPRODUCTS