気の利いたディテールとタフネスが光るデイパック使ってみた
気の利いたディテールとタフネスが光るデイパック「BALLISTIC 2POCKET DAYPACK」を使ってみた!
TEXT:ヨッシー
僕はカバンブランドの社員として、否、ただのバッグ好きとして、これまでたくさんの「デイパック」を使ってきました。そんな僕が今回、AS2OVの人気シリーズ「EXCLUSIVE BALLISTICシリーズ」のデイパックを実際に使った感想をレビューします!
「デイパック」から連想する「多くの機能を求めない普遍的なバッグ」というイメージに対して、AS2OVの色である「徹底的した作りこみ」や「こだわり」がどう反映されているのか、体験をもとに早速レビューしていきます!
まず最初に感じるのは生地の強さ。
せっかく悩んで選んだものはなるべく長く使いたい僕にとって、手に取るだけで伝わってくるBALLISTICシリーズの生地の強さは大きな魅了となりました。
30Lの容量とシンプルな構造となれば、まず気になるのが荷物の重さによる型崩れですが、ハリコシの非常に強いEXCLUSIVE BALLISTIC生地は、ロケハンでカメラとレンズ2本、PC1台とバッテリーなど重たい荷物を入れて半日歩き回っていても綺麗な形を保ちピンピンしてます。
生地の強さは今まで僕が使ってきたデイパックの中でも間違いなくトップクラス。一週間程度の使用ではまだまだ一部分ですが、防弾ベストにも採用されるほどの高い耐久性の片鱗はしっかり見えました。
疑問だったポケット配置はすぐにお気に入りに。
これまで荷物はメイン収納に無造作に中に入れることがほとんどでしたが、このデイパックはポケットが内外合わせて9つ。最初はどう使い分けるか悩みました。
ですが、シンプルな見た目でこれだけの収納機能があるのは、いかにも機能が多そうなギア感の強いバッグには少し気遅れする僕にとって、まさに「いいトコ取り」でした。
出先や移動中電車で使いたいモバイル充電器や、文庫本はバッグを前に抱えた時に取り出しやすいフロントポケットに、PC周りのケーブルやマウスを内部ポケットに入れるとガジェットポーチを使わなくてもスッキリと。
スマホはポケットに入れておきたいので、正直使うことはなさそうだなと思っていたハーネスポケット。リップクリームとBluetoothイヤホンを入れるのに最適で、いつでもサッと取り出したいコンパクトデジカメを入れて使うのにもぴったりでした。スマホを入れるものと決めつけていた自分に反省です。
やっぱりこのシルエットが一番好き。
道具としてのバッグの機能はもちろん大切で、その部分にたくさん驚かされた今回の「使ってみた」ですが、やっぱりデザインも触れていきたい大事なポイントです。
ボスは「おにぎり型」と言っていましたが、このぽてっとした曲線で作られたシルエットこそが僕がデイパックが好きな大きな理由の一つです。ボリューム感も絶妙で、アウターにも負けず、薄手のトップスでも大きすぎないバランスが◎。
ピスネームやジップの質感、レザー使いもアクセントになって、カジュアルながら高級感もしっかり感じられる「大人のデイパック」にまとまっているように感じました。
フロントのポケットがセパレートになっていて、かつふっくらとボリューミーなので、これも他のデイパックにない個性があって素敵です。
最後に。
今回紹介した「BALLISTIC 2POCKET DAYPACK 」は、シンプル王道な「デイパック」としてのスタイルを残しつつ、機能的でユーザビリティの高い仕上がりになっていて、
「今まで使ってきたデイパックからのアップデート」あるいは「ビジネスバッグからのカジュアルダウン」そんなバッグを探している方にぜひ手に取ってみてほしいバッグです。
【AS2OV】
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